時有金無の日々

趣味生活、映画漫画、好きな事、気になる事

趣味にモチベーションはいらない

今週のお題「わたしのモチベーションを上げるもの」プライベート編・・・

 

なんかのポエムで、「現代の若者は社会的な地位を得ることや、出世や企業成長によって収入を増やすことよりも、好きな趣味を楽しみながら暮らしたいようだ。」と書いていた。若者批判みたいな内容だから私は共感できなかったし、すこし残念な気持ちになった。

 

 

ピラミットの建設に関わった人が、最近の若者は・・・と石に書き残していたのは有名な話だが、いつの時代も若者は苦言にさらされているなあと思う。プラトン清少納言も同様に当時の若者を嘆いていたようだけど、結果文明は進歩し生活は豊かになっている。つまりは今まで大人達が若者にしていた心配は必要ないんだろなーーと思う。いままでもこれからも。

 

 

このポエムは「現代の若者は」ではなく「現代は」がよいと思う。私はアラフォーに片足突っ込んでいるが、出世や会社の業績よりも、自分の時間を大事にしたいと思っている。

しかし、仕事そっちのけと云う訳ではなく、自分の責任にあるものは、努力してしっかりやる。それで出来なければ上司が評価してくれれば良いと思う。必要以上に頑張って自分を追い詰めるのは私は好きではない。以前「降格人事のススメ」という内容のブログを書いたが、私は中間管理職から平社員に降格しているが、会社批判をしたことは無い。会社があるおかげで給料が貰えているし、休日が楽しみなイベントになっているから。

 

 

話を戻して、

好きな事や趣味をするってことはとても大切な事だ。昔から言われてるが好きを仕事に出来たら苦労や努力にも前向きに受け入れる事ができる。何事も仕事と結び付けることが出来るから仕事の成功率もあがるでしょう。

つまり好き=モチベーションだと思う。趣味も同様に、趣味=好きな事=モチベーションが成り立つはずだ。

 

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例えば会社の上司に強要された草野球を趣味と言う奴はいない。これやりたいなと感じて自発的な行動を起こしているのが趣味だ。趣味を仕事にして成功している人も沢山いる、ミュージシャンや芸人はいい例だと思う。

音楽を作る事に喜びを感じとか、人を笑わせるのが快感だと言う人種は天職だ。しかし好きな事を仕事にしたからと言って必ずしも成功するとは限らない。むしろ好きな事を仕事にしたのに上手く行かなかった人の方が圧倒的に多いはずだ。この成功と失敗の差は好きの度合いによるものだ。

今や一流芸人のブラックマヨネーズは若手で仕事が無いとき、周りのコンビが飲みに行ったり遊んでいる時も2人でファミレスでネタ作りをしていたそうだ。一流ミュージシャンのゆずは路上ライブしている時に酔った大学生に襲撃され非常に悔しい思いをしたが、毎日路上ライブを続けたそうだ。つまり遊びたいって欲望よりも、悔しいって感情よりも好きが勝っている状態だ、これが本当の好きだと思う。これくらい好きな事を仕事に出来れば、成功する可能性も上がるだろう。

 

 

 

趣味をして過ごすって事は好きな事ををするってこと。そのバイタリティやモチベーションが生んだ新たな仕事もある。

 

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ユーチューバーやプロゲーマーは最近の職種だ。正直この二つは詳しくないので、コメント出来ないが、この職種を目指している人を楽して過ごしたい人種とは私は思わない。好きな事を仕事したいと考えている人は本当に凄いとおもってる。それは好きを仕事した瞬間からモチベーションが必要になるからだ、困難にブチ当たった時にこの好きの差がモチベーションの差を生む。大好きで四六時中仕事の事を考えている人に何となく好きな人は太刀打ちできない。本人が頑張っているつもりでも差は広がる一方だ。そして失敗した時は相当悔しい思いをするだろう。好きを仕事にするってことは、普通に仕事するより大変ってことだ。

 

 

私は登山が趣味の普通のサラリーマン。

ソロで登ることはあるが必ず日帰りだ、縦走して何日も山に籠る本気の人達に比べればお遊びみたいなものだが、達成感や充実感、心地よい疲労感を得られる。帰宅してからのお風呂は最高に気持ちいいし、ビールは最高美味しいから満足している。それは好きな遊び=趣味だから。

 

趣味にモチベーションはいらないが、仕事にはモチベーションがいる。趣味を仕事にするなら1番大好きことを仕事するべきだ。

私は趣味や好きな事を仕事にしようとしている若者を心から応援します。

頑張れ現代の若者!!

 

 

では。。。